今日は冬至

かぼちゃのしるこ



1年中で1番昼が短く夜が長い日

かぼちゃや小豆粥を食べて金運を祈り
柚子湯に入って無病息災を祈る行事を各家庭で行います


ゆず湯に入ると肌がスベスベになる美肌効果があったり
冷え性リュウマチにも効くし体が温まって風邪をひかないと言われています


これは、ゆずに含まれている芳香成分「精油」の働きによるもので
ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があり
これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進
ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので体が温まり風邪も治るのだそうです


ビタミンCが肌にいいことは広く知られていますね
リモネンは皮膚に膜を作って肌の水分を逃がさないようになっています
ちなみにみかんの汁が目にしみる!!ってのはこのリモネンの仕業だそうです


香りのいいゆず湯はアロマテラピーのリラックス効果も期待出来ます



でも何故、冬至にお風呂か知ってますか?



答えは



冬至と湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています
更に「柚子」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているそうですよ





もうひとつ食の風習
北海道ではかぼちゃと小豆をまとめて食べれちゃうからなのか
冬至にはかぼちゃのおしるこを食べる事が多いですね


かぼちゃは現在は野菜が季節に関係なく供給されていますが
西洋野菜が日本に入るまでこの時期に取れる野菜は少なく保存できる野菜も少なかったそうで
その点で、かぼちゃは保存がきき保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少なく
冬至の時期の貴重な栄養源でもあったそうです


かぼちゃの栄養成分の特徴は、なんといってもカロチンを多く含んでいる事
カロチンは体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし
感染症などに対する抵抗力をつけてくれます
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるのはそのためなんですよ


中らないって言われるのもビタミンが血栓を溶かしたり
血管を丈夫でしなやかにする効果があるかららしいです




そんなこんなでしゅあでは本日、かぼちゃのおしるこご用意しています
お餅は焼きたてを入れるのでお楽しみに


柚子酒のお湯割りもあわせて柚子湯気分も味わって下さいね